筋トレの真実!筋トレ動作の根拠と真実

リアル筋力初心者用Q&A

リアル筋力の筋トレ方法

Question
最近関連サイト内にある,「リアル筋力」のWebを拝見しました。まず、筋力トレーニングの基本というコンテンツを一通り読ませていただいたのですが、まず、筋力の定義ですが、『筋肉が発生させる張力』という解釈で間違いないでしょうか?すると、短期間では最大筋力は一定であると考えられます.
「筋トレをやるなら絶対知っておきたいこと」というトピックで述べられている、「伸筋は間接の伸展位置で筋力が伝わりやすくなり・・・」というのは,関節角度によって筋力の働く方向が変化するため、筋肉の発生させられるモーメントが変わるということは理解できました。しかし、モーメントが0にならない関節角度で運動し、最大筋力で動かせる重量を選択している限り、筋肉の発生させる張力,つまり腱や靭帯にかかる張力も一定になると思います。そのため、「屈筋は伸展位置が危険,伸筋は屈折位置が危険」ということが、そのまま納得することができませんでした。

文章が解かりづらく、申し訳ありません。私は生体の分野について勉強しているわけではないので。間違った認識が多くあると思いますが、ご回答いただければ幸いです。

Question

>まず、筋力の定義ですが、『筋肉が発生させる張力』とい う解釈で間違いないでしょうか?

張力でもあると言えますが、むしろ、緊張状態の筋肉が作る「反力」あるいは「反発力」と表現したいところです。引っ張られ伸ばされたゴムが縮むときに発生させるような力ではなく、同じゴムで形容するとしてもスーパーボールが跳ね返るときに発生させている力のほうがイメージが近いので。

> すると、短期間では最大筋力は一定であると考えられます。

すいません。ちょっと意味がわかりません。

>「筋トレをやるなら絶対知っておきたいこと」というトピックで述べられている、「伸筋は間接の伸展位置で筋力が伝わりやすくなり・・・」というのは,関節角度によって筋力の働く方向が変化するため、筋肉の発生させられるモーメントが変わるということは理解できました。しかし、モーメントが0にならない関節角度で運動し、最大筋力で動かせる重量を選択している限り、筋肉の発生させる張力,つまり腱や靭帯にかかる張力も一定になると思います。

というか、伝達効率の問題です。どれだけ筋肉が頑張っても、伝わっていなければ支えられる負荷は低下します。
そのとき、硬いですが構造上細くなっている停止腱側の腱・靱帯に負担が集中することになります。
だからこそ、普通我々は反動動作を使ってこの腱・靱帯に負担の集中するポジションで負荷を受けることを回避します。ちなみに、その自然な動作をなるべくしないようにするのがスロートレーニングです。また、可動域の中で負荷を回避すべき位置でわざわざ筋力を発揮させようとするのが初動負荷トレーニングです。無茶苦茶です。

筋肉がどれだけ頑張ろうが力が伝わらなくなっていくのですから、トレーニング効率は下がりますし、筋肉で保護しずらい、あるいはできない位置では危険もあります。だったら最も伝達効率の高い位置で鍛えましょうよ、という話です。

>そのため、「屈筋は伸展位置が危険,伸筋は屈折位置が危 険」 ということが、そのまま納得することができませんでした 。

「引きの力学」を持ち出し、力学モデルも示し、もっと分かりやすく説明することもできるかもしれません。でも、あえてしないで、こうご提案します。屈筋の伸展位置で大きな負荷をかけてみてください。伸筋の屈曲位置で大きな負荷をかけてください。そうすれば、いとも簡単にそれぞれの部位の停止腱側を損傷することができ、されに負荷を加えれば靱帯はおろか関節も破壊できます。それを格闘技では関節技と呼んでいます。

あなたのトレーニングは関節技になってませんか?

私は生体の分野について勉強しているわけではないので。間違った認識が多くあると思いますが、ご回答いただければ幸いです。

変に生体のことなんか勉強してないほうがいいですよ。一応我々は理論武装はしているものの、自然で楽なトレーニングしている人なら普通にやってることを言ってるだけなんで。

あなたの質問は昔から多い質問なんですが、私の力不足でイマイチきちんと伝わりません。直接お会いしてモデルを示したり、ご自身の身体を使いながらの説明ができると数分で終わるのですが。

ご希望にそう回答ができるとは限りませんが、これに懲りず、疑問があればご質問お願い致します。

Question
本当に丁寧なご回答ありがとうございます.

> 引きの力学」を持ち出し、力学モデルも示し、もっと分かりやすく説明することもできるかもしれません。でも、あえてしないで、こうご提案します。屈筋の伸展位置で大きな負荷をかけてみてください。伸筋の屈曲位置で大きな負荷をかけてください。そうすれば、いとも簡単にそれぞれの部位の停止腱側を損傷することができ、されに負荷を加えれば靱帯はおろか関節も破壊できます。それを格闘技では関節技と呼んでいます。

少し自分で力をかけただけでも、「伝達効率の悪い」と言われる関節位置では、関節周辺が痛み、おっしゃることを実感できます。今まで考えもしなかったことなので、とてもワクワクします。だからこそ、構造上なぜそうなるかを納得したいという思いが強いです。

> 張力でもあると言えますが、むしろ、緊張状態の筋肉が作る「反力」あるいは「反発力」と表現したいところです。引っ張られ伸ばされたゴムが縮むときに発生させるような力ではなく、同じゴムで形容するとしてもスーパーボールが跳ね返るときに発生させている力のほうがイメージが近いので。

どうしても、このイメージを掴むことができません。
筋肉の発生させる力が、スーパーバールが跳ね返るときに発生させている力に似た「反力」であるとすると、筋肉だけでは「無」の状態から力を発揮させられないように感じてしまいます。するとやはり、「張力」というイメージから抜け出すことができません。

> どれだけ筋肉が頑張っても、伝わっていなければ支えられる負荷は低下します。

そのとき、硬いですが構造上細くなっている停止腱側の腱・靱帯に負担が集中することになります。

支えられる負荷が低下することは理解できました。しかし「張力」というイメージが強ければ強いほど、最大筋力を発生させている筋肉とその筋肉に関する腱や靭帯に生じる内力は変わらないと思ってしまいます。
そのため、「硬いですが構造上細くなっている停止腱側の腱・靱帯に負担が集中することになります。」ということが納得できません。
何度も同じようなことを質問してしまい申し訳ありません。ご回答いただければ幸いです。

Question

>どうしても、このイメージを掴むことができません。筋肉の発生させる力が、スーパーバールが跳ね返るときに発生させている力に似た「反力」であるとすると、筋肉だけでは「無」の状態から力を発揮させられないように感じてしまいます。するとやはり、「張力」というイメージから抜け出すことができません。

答) あなたはきちんとイメージを掴んでいます。なぜならご自分で『 筋肉だけでは「無」の状態から力を発 揮させられないように感じてしまいます』と書いているからです。まさにその通りなのです。筋力発揮で生じるエネルギーはそもそも筋肉自体が自力で発生させているものではなく、ぶつかってきた負荷を跳ね返している現象に過ぎないのです。筋力発揮とは「アクションに対するリアクション」なのです。

例えば垂直跳びを行うとします。跳ぶ前に我々はまず、屈もうとすることで自らの体重という重力負荷を下方に落下させます。このとき生じた位置エネルギーを屈んだ位置で筋緊張を起こすことで反力を発生させます。発生した瞬間、作用反作用で力の方向が変わるのでエネルギーを失った筋肉は緊張を解き弛緩します。すると関節可動が可能になりますから、ジャンプ動作が可能になります。これが筋力発揮の一連の流れです。
やってみれば分かりますが、体重の落下という沈身がなければ、我々は少しも跳べません。
また、より高く跳ぶには、より大きなエネルギーを筋肉にぶつけねばならず、そのため、できるだけ高く跳ぼうとしたとき、あなたは助走つけてジャンプする位置に思い切り飛び込んできて屈むはずです。
このぶつけてくる力が現状の筋肉の強度を超えてしまう場合は跳べません。怪我をするか、あるいはあえて受け流し負荷をまともに受けることを回避します。

>支えられる負荷が低下することは理解できました。しかし「張力」というイメージが強ければ強いほど、最大筋力を発生させている筋肉とその筋肉に関する腱や靭帯に生じる内力は変わらないと思ってしまいます。そのため、「硬いですが構造上細くなっている停止腱側の腱・靱帯に負担が集中することになります。」ということが納得できません。

答) あなたが納得しなくても、物理的にこの事実は揺らぎません。例えばあなたがロープ一本で崖を登っているとします。非常に丈夫なロープなのですが、あなたにかけた生命保険を狙った奥様が事前にロープに切れ目を入れていたから、さぁ大変。切れ目からほつれた箇所は他の箇所より細くなっています。
さてここで問題です。ロープが切れるとすれば、果たしてどこでしょうか?
細くなっているところではないですか? 細くなっているところを差し置いて太いところが切れますか? そんなことがあるとすれば、奥さんはわざわざ切れ目を入れる必要はなかったでしょう。
同じ材質のものに張力を発生させたとき、細いところにその細さに応じて弱い張力がかかるとすれば、いくら切れ目を入れてもこのロープは切れないでしょう。
あなたが言う内力が変わらないからこそ、細った部分から切れるのです。細った状態で太いところと同じ負荷に耐えるのですからね…。
ちなみに人間の筋肉は、身体の中央に近い側である起始腱側は広く骨格に付着し、停止腱側は狭く骨格に付着しています。伸展して長さが生じると、負荷のピークは細っていく停止腱側に集中してしまいます。

>何度も同じようなことを質問してしまい申し訳ありま せん。

答) いいえ、筋力発揮がアクションに対するリアクションであることに潜在的に気づかれたのには驚きました。

ただ、私もそうなのですが、あなたも机上の思考実験だけで判断する傾向が少しあります。これは当たり前のことを当たり前に感じられなくなる恐れがありますので、まっさらな気持ちでトレーニングなりスポーツなり日常生活動作を通じて物理法則と直に親しんだほうがいいでしょう。
情報空間は物理法則の縛りがないぶん自由な発想の源泉になりますが、物理空間では絶対に物理法則という制約があるのです。そしてこれは不自由な縛りだと捉えることもできるでしょうが、神が我々に与えたオモチャのように捉えることもできます。
スポーツやゲームだってルールがあるから面白いのです。

質問者の声

何度も丁寧なご回答をいただき,ありがとうございます。
今日早速ジムに行き、自分の掴めた範囲でリアル筋力で紹介されている方法を試してみました。うまく説明できませんが、とても充実したトレーニングができた気がします。

とても親切なご回答をいただいたので、徐々にイメージが掴めてきました。これからしばらく実践していきたいと思います。本当に丁寧なご回答ありがとうございました。

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