筋トレの真実!筋トレ動作の根拠と真実

筋肉の意識について

筋トレの効果はポジティブが良いとかネガティブが良いとかよく言われますが、そのほとんどが非現実的で無根拠と言えます。このページでは筋肉の意識について紹介していきます。

筋トレ界の非常識⑤

【目的部位の筋肉を収縮させるように意識を集中して行うとよく効き、効果が上がる】

負荷がないときに、より感じることのできる緊張感これは何の根拠もない嘘です。負荷に対する筋肉の収縮過程と意識による筋肉の収縮過程は、明らかに相反することなのです。この筋トレ界の非常識を意識して行うことで、人間の感覚を困惑させたり、気づかないうちに筋肉の本当の感覚を鈍らせてしまいます。まず筋肉の負荷に対する反応の実際の動きを知りましょう。どのような骨格の位置でも良いのですが、例えば手のひらを上に向けてその状態で維持させます。維持させた状態で、その手のひらを上から誰かに徐々に負荷をかけて押さえてもらって下さい。そうすると、負荷が大きくなるにつれて筋肉の緊張収縮も大きくなっていくのが分るはずです。そうです。筋肉は負荷によって緊張収縮を自然に起すのです。繰り返しますが、筋肉は負荷が増えれば増えるほど、緊張収縮が大きくなるのです。高いところから飛び降りるときでも、飛び降りる高さが高いほど着地に必要な負荷に耐えようとして、筋肉は自然に緊張収縮が大きくなります。この現実の中で、意思による緊張収縮などどこにあるのでしょう。意思によって起こす緊張収縮などは、負荷をかけて行う筋肉の破壊動作においては全くないということが、このことで実証されます。しかし、意識によって筋肉を緊張収縮させる場合はどうでしょう。
まず、意識で緊張収縮させるためには、負荷がなければないほど緊張収縮させやすくなります。そうです。意識によって起こす緊張収縮感は、負荷によって起こる自然な緊張収縮感とは全く逆で、負荷のないときほど、より感じることのできるものなのです。その状態で筋肉をいくら収縮させても、当然そこには、筋線維を破壊する負荷張力は存在しないので、筋力アップは望めません。この筋トレ界の非常識にとらわれてしまうと、実際に負荷をかけてトレーニングを行っているときは、まさに〝負荷がないときに、より感じることのできる緊張感〞を追い求めています。意識することなど必要のない自然な緊張収縮感とは真逆の感覚を求めて動作を行っているわけです。これは、負荷抵抗による自然な筋肉の緊張収縮感と、意識による筋肉の緊張収縮感という真逆の感覚のぶつかり合いをあえて作り出していることになります。この真逆の感覚を混同した複雑な感性のまま、トレーニングを行ってしまっているのです。そのことによって、本当の〝効く〞という感覚が分らなくなるのです。検証してみて下さい。無負荷で緊張収縮を作った状態で負荷をかけてみて下さい。その緊張収縮感は消えてしまいます。意思とは逆方向の力をかけたことになるのですから、これは当然のことです。負荷をかけてのトレーニング時に、自然に加わる収縮感とは逆の収縮感を感じようとすれば、感覚が鈍るのは当然のことで、筋力も発揮しにくくなります。実際には、もっと筋肉の正常な刺激を感じられるはずのものを、あえて遠ざけてしまっているのです。そのようなおかしな常識から開放され、純粋に大きな負荷を受けることだけができるようになれば、もっと楽に筋肉にダイレクトな刺激を感じることができ、結果を得ることができるのです。しかし初心者の時期にこのおかしな常識による指導に犯されてしまうと、結果は最悪です。素直なときに間違った意識を入れることは、筋トレ被害者を作ってしまいます。そのことでおかしな常識から抜け出せなくなり、本当の筋肉の効きを感じることができずに、本当は楽しくて素晴らしいはずの筋トレから脱落していくのは、見るに忍びないことです。

筋トレ界の真常識⑤

【筋肉は純粋に大きな負荷を受けようとすればするほど緊張収縮する】

ネガティブ系種目とポジティブ系種目の違い

はっきり言い切ります。この筋トレ界の非常識さえなければ、ただ単に動作のフィニッシュに持ってくるだけで、誰もが自然な筋肉の収縮を感じ、本当の筋肉の効きが分ります。基本的に、負荷抵抗を最大収縮位まで持ってくる努力さえしていれば、主働部位の筋肉の効く感覚がないということはありません。特に初心者の場合はどの部位も効き過ぎるので、あえてセーブしなければならないくらいなのです。最大収縮位置で負荷張力を受けられることこそ、筋肉の緊張収縮を起こす核となります。実際に、どのような種目でも、意識とは関係なく最大収縮位に持ってくる努力だけを一生懸命してみることだけで、非常識にとらわれていたときよりもはるかに大きな緊張収縮感を感じることができます。最大筋力位で最大筋力からの緊張範囲を維持し、動作を起こせるようになると、フォームにおいても、その位置に持ってくるために、軌道や速度、可動域までもが自然に決まってくるのです。トレーニングの効果はポジティブが良いとかネガティブが良いとかよく言われますが、そのほとんどが非現実的で無根拠と言えます。実際には、種目によって、その動作のスタートをポジティブ系なのかネガティブ系なのかという位置づけで考えるべきです。実際にトレーニングは、種目によって、ポジティブ動作のものとネガティブ動作のものに分かれます。このことは、一つの法則として定義づけられます。その法則とは、『下部の支点を軸に、立った状態から倒れるように動く骨格筋の動作を起こす種目は、ネガティブ方向で筋肉の緊張を起こす。それとは逆に、上部に支点があり、ぶら下がった状態の骨格筋の動作を起こす種目は、ポジティブ方向で筋肉の緊張を起こす』というものです。つまり、支点を下に骨格が傾く種目がネガティブ系となり、支点が上にあり、骨格がぶら下がった状態から動く種目がポジティブ系となります。この法則を筋力の方向から言い換えれば、〝力に余裕のある方向から動く骨格筋の分類〞と言えます。これは怪我を避けることにも役立つ、トレーニングの基本となりえる大事な事柄です。
当たり前のことなのですが、力のないほうから力のあるほうへは絶対に筋力は働きません。もし働かせているとすれば怪我につながります。例えば、同じアームカールの種目の中でもスタートがポジティブ系のものとネガティブ系のものがあります。コンセントレーションカールのようにピークがトップにある種目の場合の動作は、ポジティブ的な種目になります。これは肩関節上部に腕がぶら下がっている状態から行うためです。その場合のスタート時は、初期動作が一番軽く力に余裕があると言えます。次にプリチャーカールのような種目ですと、今度は力に余裕のある方向は全く逆です。ベンチを使うことで、支点がベンチにできてしまうため、下から立った骨格と同じになります。したがって、トップの関節の屈折側のほうが力に余裕があります。プリチャーカールの動作の時は、必ず腕関節の屈折側からのネガティブ動作から始めなければなりません。屈折側が力に余裕のある種目は特に気をつけなければなりません。しっかりと余裕のある範囲での可動を心がけて行わなければ、筋肉ばかりか、関節や腱を傷めてしまいます。またスタンディング・アームカールなどの種目を下からスタートと考えてしまうと、ポジティブ動作と勘違いしてしまいますが、本来スタンディング・アームカールは、その位置から反動を使ってトップに持っていくか、あるいは高い位置のラックを使用してスタートをトップに持っていき、肩関節を軸に倒れるような方向でのネガティブ動作となります。各種目、ポジティブもしくはネガティブ、どちらの方向からの動作なのかを示した例をいくつか挙げるので参考にして下さい。

・ネガティブ方向の種目

スクワット、ベンチプレス、ショルダープレス、腕立て伏せ、その他(あくまで骨格が倒れることによる筋肉の緊張)

・ポジティブ方向の種目

サイドレイズ、フロントレイズ、ロウイング、レグエクステンション、その他(あくまで上部の支点を軸に骨格が上がっていくことによる筋肉の緊張)

よくよく考えて頂ければ、力に余裕のある方向から動作を行うわけなのですから、逆の力のない方向から力のある方向への動作などできるはずがなく、したがって一つの種目の中でポジティブとネガティブが混在することはないのです。そのことが分かっていれば、ポジティブやネガティブなんて関係ないのです。力に余裕のあるほうに持っていくために、反動をうまく利用することが大変重要です。要は、いかにその種目の特性をしっかりと把握し、〝動きの中で力に余裕のある方向がどちらから始まるのか〞ということだけなのです。




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