旧2006~08鍛錬のブログ

旧鍛錬ブログ

当サイトにコンテンツを提供して下さっているトレーニングマシンメーカー株式会社鍛錬・代表取締役の大岡明尋氏の運営していた。旧鍛錬ブログ。

タイトル一覧・2007年11月

ジム経営について

今回は現在のジムのあり方について話します。皆さんにとって理想のジムとはどの様な物ですか。この事柄はジムを営むオーナー自身も非常に興味深いテーマでしょう。私は22年間ジムを経営していますが、そのうちジムの指導者として働いたのは1年間だけです。その最初の一年間で私が得たのは自分の思いでジムを振り回してはいけないという事でした。他の仕事では、その仕事の良し悪しで自然に社会に評価されますので自然に仕事の質を考えるようになりますが、このジムと言う職種はどうしてもオーナーの意思を軸に動いてしまうように思います。自分が良いと思うだけでビジネスが成功できるのであれば誰もが成功をします。しかし、全てのビジネスはユーザーの評価でしか決まりません。その辺りの思い違いが、居心地の悪いジムを作り、あげくに経営不振になって廃業を余儀なくされるケースは少なくありません。使用者の満足を第一に考えるのか、自分の主義主張を第一に考えるのかは、あまりに社会の基本的事柄ですが、社会に貢献出来る事が仕事の基本と私は考えます。ウエイトトレーニングによって皆さんに素晴らしい効果と満足感を与え、楽しくトレーニングできる場所を提供する事がジムのあり方であると思います。その事に気付けば現在色々な職種が混在する中で私にとってジムの経営は独立開業において容易で堅実な職種であると思っています。今まで自分がトレーニングをしてきて楽しかった事、嫌だったり辛かった事をふまえて、よくあるジムの問題点を考えて見ましょう。

①決まったトレーニング方法を押し付けられる。
②必要な器具が揃っていない。
③教えたがりの会員がいる。
④ウエイトが散らかっている。
⑤不潔である。
⑥インストラクターや管理者の愛想が悪い。
⑦器具のレイアウトが悪く使い辛い。
⑧会費が高い。
⑨個人のトレーニングの目的を管理者が把握していない。

少なくとも上記の項目を明確にクリアーできていなければジムとしての経営は成り立つ物ではありません。逆にこの項目がクリヤーされていればジムの経営は容易であるといえます。この事柄の一つ一つを私の経験をふまえた上で検証していきます。すでに現在、問題点や、質問などありましたら、ジム経営についても筋トレ相談室でお答えさせていただきますのでよろしくお願いします。

①決まったトレーニングをおしつけない。

この事柄は意外に経営者自身が気付いていない大きな問題点です。自分自身が間違っていないという決め付けの自信があるために決め付けのトレーニング方法を押し付けている事すら気付いていません。基本的にどの様なトレーニングをしていても人に迷惑をかけずに本人が満足してトレーニングを行える場所の提供を第一に考えるべきです。言い換えれば体を自由に鍛える事ができる場所の提供です。
初心者の方には特にガチガチのフォームや方法を教えるのではなく本人の意思に反ったもので本人が出来る範囲で指導することです。その事でその人の興味が増し本来の筋トレの楽しさを感じて行く事が出来ます。

②必要な器具が揃っていない。

これは当然の事ですが、お金を払って利用するのですから設備の充実は大きくジムの経営に影響します。経営者は楽しく筋トレが出来て、知らず知らずに効果を上げられる器具の選定が非常に大きなウエイトを占めます。現在の多くの施設は、器具の見栄えやデザインを重視し、機能などそっちのけの選定が多く見られます。使用感はいまひとつどころか、あまりの酷さに驚きを隠せない施設の方がはるかに多いです。
これは継続会員よりも新規入会者を最大の収入源にしている為にあとの使用感や効果そっちのけの経営が根源にあります。いい加減な指導や、変な方法を思い込ませるよりも単純にいかに効果を出せる設備をそろえる事を考えるべきです。そのためにも経営者は筋トレを少なくとも理解する必要があります。その単純な筋道の外れた経営が本当に筋トレを楽しもうとしている継続者から敬遠され、施設離れを誘発させています。

③教えたがりのメンバーがいる。

親切と押し付けを勘違いしているメンバーや施設管理者がいる事は経営に大きな影響を与えてしまいます。基本的にどの様な方法でトレーニングしていても人に迷惑をかけていない限りは、本人の満足感に任せなければいけません。本人が親切と感じるか感じないかは施設管理者が判断すべきで、見ず知らず同士の押し付け的指導は注意をして止めさせましょう。基本的に聞かれることに対してのみ個人の見解として、この様な方法もあると言う位にすべきです。また怪我や保障の観点からも補助などはするべきではありません。また管理者は頼まれても怪我の回避以外の補助はすべきではありません。メンバーの仲間どうしが行うべきです。ジムの利用料にその様な物が含まれてはいない事ははっきりとさせなければならないし、それを当然のごとく行っているジムは今後の経営は厳しいでしょう。まず各自が危険回避の意思を持ち、ジムは危険回避を考えた器具を置くべきです。

④ウエイトが散らかっている。

バーベルを使う器具においてはプレートの散乱はお金を払っている利用者にとっては最悪のストレスです。だからといってただ単に整理されているだけではいけません。何度も言いますが、いかに使い易いかを追求す事は経営の鉄則です。たとえばバーベルであれば105kgが基本になります。この重量単位を直ぐに理解出来ない経営者ではウエイトの整理など絶対に出来ていません。プレートの種類は重量調整の為にあります。従ってプレートの基本重量は2.5kg、5kg、10kg、15kg、20kgとなり、左右で105kgとなります。基本的に同じ種類のプレートを使用することは20kgプレートでしかありません、2.5kg~15kgの複数枚の使用はありません。左右のプレート調整が1種類で行う事はバーベルのバランスや使用感に多大なる影響を与えるとともに、使用に対するストレスにもなります。器具一つ一つに各種プレートが必要量設置されている事は利用者に対して当たり前の提供で無ければなりません。それがより取りやすく、片付けやすいラックの設置は言うまでもありません。この様な決して手間隙がかかるような物ではない事に気が回らない経営は問題です。ダンベルの種類、カールバー、その他も同じような事がいえます。

⑤不潔である。

この事はどの様なビジネスにもいえる当たり前の事です。特に汗がついたシートにそのまま使用するわけには行きません。タオルの無いメンバーには必ず、モラルやエチケットとしてタオルの持参は求めるべきだし、無ければ貸し出すシステムは必ず必要です。あと、素足も感心しません。シューズの着用は義務づけましょう。

⑥インストラクターや管理者の愛想が悪い。

インストラクターの意識の問題ですが、あくまでメンバーよりも必ず低い位置から接客する必要があります。ジムにとって指導は必要ありません。メンバーひとりひとりの満足感が全てです。インストラクターや管理者の満足度など関係ないです。メンバーを満足させる事が施設を管理する人の満足感にならなければなりません。
当たり前の様な事ですが、これが出来ていないのが現実です。

⑦器具のレイアウトが悪く使い辛い。

しっかりとしたフリーウエイトゾーンとマシンゾーンを分ける必要があります。出来れば、ヘビーゾーンとライトなスペースを分けられるのが望ましいです。
通路がはっきりとしたレイアウトをする事と、マシンや器具を使用するときにお互いの目が合わないようにする事、通路側に足を向けないことは基本です。

⑧会費が高い。

現在のジムの大きな問題点ですが、ほとんどの場合入会者によって運営費を捻出している経営システムのあり方が問題です。本当は継続メンバーを軸に運営すべきです。現在の多くのクラブが退会率なる指数によって運営されています。これは前月のメンバー数と翼月のメンバー数の比較で、たとえば10人止めて10人入会していれば退会率0%となりわけです。この様にメンバーの継続性を重視しているのではなく、常に数の確保だけを目的に運営されています。筋トレの本質を求めないでものめずらしさにジムの施設を考えているのはこの事に問題があるのです。会費の見直しだけでも大きく経営は変わります。基から3ヶ月も続かない事を見越した現在のあり方は間違っているとしかおもえません。次の事を基準に考えて見ましょう。1年一括支払い=3ヶ月分この事に対しているいろと御思案下さい。根拠は後ほど説明させていただきます。

⑨個人のトレーニングの目的を管理者が把握していない。

メンバーのトレーニングの目的を把握していないようでは満足感などメンバーに与える事など不可能です。結果や励ましはその目的を把握して初めて感じさせられるのです。

※より詳細についてお聞きしたい方は筋トレ相談室でお受けしますのでよろしくお願いします。

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